問題
鉄筋コンクリート造の建物における中性化に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1中性化の進行速度は、コンクリートの水セメント比が小さく密実であるほど速くなる。
- 2中性化が鉄筋位置まで進行しても、鉄筋を保護する不動態被膜は維持されるため、鉄筋が腐食することはない。
- 3コンクリートの中性化とは、空気中の二酸化炭素の作用により、本来アルカリ性であるコンクリートのアルカリ性が表面から徐々に失われていく現象である。
- 4中性化は、コンクリート表面の仕上げ材の有無にかかわらず、つねに同一の速度で進行する。
正解
3. コンクリートの中性化とは、空気中の二酸化炭素の作用により、本来アルカリ性であるコンクリートのアルカリ性が表面から徐々に失われていく現象である。
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解説
コンクリートの中性化は、空気中の二酸化炭素がコンクリート中の水酸化カルシウムと反応し、表面から内部へ向かってアルカリ性が低下していく現象です。中性化が鉄筋位置まで達すると鉄筋表面の不動態被膜が失われ、水分や酸素により鉄筋が腐食・膨張してかぶりコンクリートのひび割れや剥落を招きます。水セメント比が小さく密実なコンクリートほど中性化は遅く、仕上げ材があると進行は抑えられます。よってアルカリ性が失われる現象とする記述が正しいです(出典: マンション維持保全・建築材料に関する一般的知見)。
一問一答
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