問題
部品組立ラインの新入社員が、同じ手順で作ったはずのねじの締め付けの強さを測ったところ、一つずつ少しずつ値が違っていた。このことのとらえ方としてもっとも適切なものをひとつ選べ。
選択肢
- 1同じ条件でもばらつきは生じるものなので、その大きさに注目して小さく抑えるよう努める
- 2値が少しでも違うのは測り方が必ず間違っているからで、測定はやめてよい
- 3製品ごとに値が違うのは当然なので、どれだけ散らばっても気にしなくてよい
- 4一度でも値がそろえば、その後は二度とばらつかないので確認は不要である
正解
1. 同じ条件でもばらつきは生じるものなので、その大きさに注目して小さく抑えるよう努める
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解説
同じ手順で作っても、製品一つひとつの特性の値が完全にそろわず差が出ることをばらつきといい、これはどんな工程でも必ず生じます。したがって、値が少しずつ違っていること自体は異常ではなく、大切なのはそのばらつきの大きさに注目し、できるだけ小さく抑えるよう努めることです。値が違うのは測り方が必ず間違っているからだと決めつけて測定をやめるのは誤りで、ばらつきは測定の誤りだけでなく製品そのものの性質としても生じます。どれだけ散らばっても気にしなくてよいという考えも誤りで、ばらつきが大きいと不適合品が増え、品質が不安定になります。一度そろえば二度とばらつかないという考えも誤りで、工程の状態は変わりうるため継続して確認する必要があります。ばらつきを前提に受け止め、その大きさを管理するという見方が、品質管理の基本です。
一問一答
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