問題
労働経済・労働市場に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
選択肢
- 1労働力人口比率は、15歳以上人口に占める労働力人口(就業者+完全失業者)の割合である。
- 2完全失業率は、労働力人口に占める完全失業者の割合である。
- 3有効求人倍率は、公共職業安定所における月間有効求人数を月間有効求職者数で除して算出する。
- 4我が国の女性の労働力率が描くいわゆる「M字カーブ」は、現在も1970年代と同程度の深い谷を描いたまま推移しており、近年も改善はみられない。
- 5名目賃金指数が上昇しても、消費者物価指数の上昇率がそれを上回る場合、実質賃金指数は低下する。
正解
4. 我が国の女性の労働力率が描くいわゆる「M字カーブ」は、現在も1970年代と同程度の深い谷を描いたまま推移しており、近年も改善はみられない。
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解説
我が国の女性の労働力率は、かつて結婚・出産期に当たる年齢層で大きく落ち込む「M字カーブ」を描いていたが、女性の就業継続の進展等により谷は長期的に浅くなり、近年ではほぼ解消して台形に近い形状へと変化している(厚生労働省「働く女性の実情」、男女共同参画白書)。「1970年代と同程度の深い谷のまま改善がみられない」とする記述は、この長期的な変化と明確に矛盾しており誤り。なお、労働力人口比率が15歳以上人口に占める労働力人口(就業者+完全失業者)の割合であること、完全失業率が労働力人口に占める完全失業者の割合であること、有効求人倍率が公共職業安定所の月間有効求人数を月間有効求職者数で除して算出されること、名目賃金の上昇率を消費者物価の上昇率が上回る場合に実質賃金指数が低下することは、いずれも正しい記述である。
一問一答
8科目の全範囲を体系的に演習