問題
厚生年金保険の脱退一時金に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
選択肢
- 1脱退一時金は、日本国籍を有しない者で、厚生年金保険の被保険者期間が6か月以上ある者が、所定の要件のもと請求することができる。
- 2脱退一時金の請求は、最後に被保険者の資格を喪失した日から2年以内に行わなければならない。
- 3脱退一時金は、老齢厚生年金の受給資格期間を満たしている者であっても請求することができる。
- 4脱退一時金の支給を受けた場合、その計算の基礎となった被保険者期間は、その後の年金額計算には算入されないが、受給資格期間には算入される。
- 5脱退一時金の額は、被保険者期間に応じて算定され、最大で被保険者期間60か月分相当である。
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正解
1. 脱退一時金は、日本国籍を有しない者で、厚生年金保険の被保険者期間が6か月以上ある者が、所定の要件のもと請求することができる。
解説
厚生年金の脱退一時金は、日本国籍を有しない者で厚年保険被保険者期間6か月以上の者が、被保険者資格喪失後2年以内(日本国内に住所を有しなくなった日から2年以内)に請求可能(厚年法附則第29条)。老齢厚生年金受給資格期間(10年)を満たす者は請求不可。支給を受けた場合、その期間は受給資格期間にも年金額計算にも算入されない。最大は被保険者期間60か月(5年)超でも上限60か月相当だが、近年は最大60か月への引上げが行われたものの、選択肢の他の論点と比較し1が最も正確。