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経営法務難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|経営法務 第206問

問題

インコタームズにおいて、売主が船積港で本船に積み込むまでの費用と危険を負担し、それ以降の海上運賃・保険料は負担しない条件を何というか?

選択肢

  1. 1FOB
  2. 2CIF
  3. 3EXW
  4. 4DDP

正解

1. FOB

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解説

インコタームズは、国際売買で『運賃や保険はどちらが払うか』『荷物が壊れたらどこからどちらの責任か』という費用と危険の分かれ目を、3文字の記号で世界共通に決めたルールです。FOB(Free On Board=本船渡し)は、売主が指定された船積港で品物を本船に積み込むところまでを担当し、その瞬間に費用も危険も買主へバトンタッチします。つまり船に載せた後に時化で荷が傷んでも、それは買主の負担。輸出者が『船に積むまでが私の仕事』と言うイメージです。 他の条件は分担ラインの位置が違います。CIFは売主が仕向港までの運賃(Cost)と保険(Insurance)まで手配して払う条件で、売主の負担はFOBより重い。ただし危険の移転は同じく船積み時点という点が試験で狙われます。EXW(工場渡し)は売主の負担が最も軽く、自社の倉庫や工場で渡せば後は全部買主まかせ。DDP(関税込持込渡し)は逆に最も重く、輸入通関や関税まで売主が済ませて買主の指定場所に届けます。FOBはこの軽い・重いのちょうど中間あたり、と位置づけると整理しやすいです。

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