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財務・会計難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|財務・会計 第302問

問題

間接法で営業CFを計算する際、減価償却費はどう扱うか?

選択肢

  1. 1加算する
  2. 2減算する
  3. 3無視する
  4. 4別区分に表示する

正解

1. 加算する

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解説

間接法のキャッシュフロー計算書では、税引前当期純利益からスタートして「現金の動きと食い違う項目」を足したり引いたりして営業キャッシュフローを求めます。減価償却費はその代表選手で、答えは利益に加算する、です。 なぜ足すのか。減価償却費は損益計算書では費用として利益を減らしていますが、実際にはその年に現金が出ていっているわけではありません。お金は何年も前に固定資産を買ったときに払い済みで、減価償却はその支払額を耐用年数で少しずつ費用に振り分けているだけの帳簿上の手続きだからです。つまり「現金は出ていないのに利益だけ減らした費用」なので、利益を出発点にする間接法では、その分を足し戻してあげないと本当の現金の増減に合いません。こうした現金支出を伴わない費用を非資金費用と呼びます。 イメージとしては、お小遣い帳で「去年買った自転車の値打ちが1万円分減った」と書いても、今年の財布から1万円が消えるわけではないのと同じです。同じ理由で、貸倒引当金の繰入額や減損損失といった非資金費用も間接法では利益に加算されます。逆に固定資産売却益のように現金は入るのに営業外の項目は、営業CFからは減算して別区分に振り替えます。

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