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財務・会計難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|財務・会計 第315問

問題

損益分岐点売上高の計算式はどれか?

選択肢

  1. 1固定費÷限界利益率
  2. 2固定費÷変動費率
  3. 3変動費÷限界利益率
  4. 4固定費×限界利益率

正解

1. 固定費÷限界利益率

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解説

損益分岐点売上高の計算式は、固定費÷限界利益率です。これが正解です。 まず言葉を噛み砕きます。限界利益とは、売上高から変動費(売上に比例して増える費用、材料費など)を引いたもので、ここから固定費(売上に関係なくかかる費用、家賃や人件費など)を回収していきます。限界利益率は、売上のうち何割が限界利益として残るかを示し、限界利益率=限界利益÷売上高=1−変動費率という関係になります。 損益分岐点とは利益がちょうどゼロになる売上高のことで、ここでは限界利益の合計が固定費とぴったり等しくなります。つまり固定費を限界利益率で割れば、その固定費を回収するのに必要な売上高が逆算できる、というのがこの式の意味です。 数値例で確認しましょう。固定費300万円、変動費率60%なら限界利益率は40%。損益分岐点売上高=300万円÷0.4=750万円です。売上750万円で限界利益300万円を稼ぎ、固定費300万円とちょうど相殺して利益ゼロ、というわけです。 よくある誤りは分母に変動費率を入れてしまうことです。固定費を回収するのは限界利益なので、割るのは限界利益率(=1−変動費率)です。変動費÷限界利益率や固定費×限界利益率では意味が通りません。

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