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企業経営理論難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|企業経営理論 第339問

問題

暗黙知と形式知の変換プロセスにより組織的な知識創造を説明するモデルを何というか?

選択肢

  1. 1SECIモデル
  2. 2PDCAサイクル
  3. 3学習する組織
  4. 4ダブルループ学習

正解

1. SECIモデル

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解説

SECIモデルとは、言葉にしにくい暗黙知と、文章や数字で表せる形式知の間で知識を変換し合うことで、組織全体の知が生まれ育っていく様子を説明したモデルです。日本の経営学者・野中郁次郎が提唱しました。暗黙知とは熟練職人の勘やコツのように本人も説明しづらい知識、形式知はマニュアルや設計図のように共有できる知識です。SECIは4つの変換の頭文字で、まず共同化(Socialization)で先輩の技を見て体で覚え、次に表出化(Externalization)でそのコツを言葉や図に書き起こし、連結化(Combination)で複数の形式知を組み合わせて新しい知識体系を作り、内面化(Internalization)でそれを実践して再び自分の暗黙知にする――この4段階がスパイラル(らせん)状に回り、知識が増殖していきます。区別すべき概念として、PDCAは改善の循環、学習する組織はセンゲの組織像、ダブルループ学習は前提そのものを問い直す学習で、暗黙知と形式知の相互変換で組織知を生むのがSECIモデルです。

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