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経営法務難易度:

中小企業診断士 一問一答経営法務 第354問

問題

知的財産権の貿易関連の側面を規定するWTO協定を何というか?

選択肢

  1. 1TRIPS協定
  2. 2パリ条約
  3. 3ベルヌ条約
  4. 4WIPO条約

正解

1. TRIPS協定

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解説

TRIPS協定は、知的財産権の貿易に関わる側面についてのルールを定めたWTO(世界貿易機関)の協定です。狙いは、国によって特許や著作権の守り方がバラバラだと公正な国際取引の妨げになるため、WTO加盟国に対して『最低でもこれだけは保護しなさい』という共通の最低基準を義務づけること。たとえば特許の保護期間や、模倣品の取り締まりといった水準を世界的にそろえる土台になっています。貿易の枠組みであるWTOの中に知財ルールを組み込んだ点が大きな特徴です。 似た国際条約と区別しましょう。パリ条約は工業所有権(特許・商標・意匠など)の国際的保護の古くからの枠組みで、優先権制度や内国民待遇を定めますが、WTOの協定ではありません。ベルヌ条約は著作権の国際保護を定める条約で、無方式主義(登録なしで保護)が原則。これも産業財産ではなく著作権側で、WTOとは別系統です。WIPO(世界知的所有権機関)は知財全般を扱う国連の専門機関で、これは『機関・組織』であって貿易関連の保護基準を義務づける協定そのものではありません。『WTO+知財の最低基準=TRIPS』という結びつきで覚えましょう。

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