診断士に戻る
財務・会計難易度:

中小企業診断士 一問一答財務・会計 第386問

問題

株式会社の純資産の部に含まれないものはどれか?

選択肢

  1. 1社債
  2. 2資本金
  3. 3資本剰余金
  4. 4利益剰余金

正解

1. 社債

詳しい解説を見る

解説

選択肢の中で、株式会社の純資産の部に含まれないのは「社債」です。社債は負債であって純資産ではない、というのが答えのポイントです。まず純資産の部とは何かを整理しましょう。純資産は、会社の総資産から返済義務のある負債を差し引いて残る、いわば会社の正味の自前の財産です。その中心は「株主資本」で、ここには株主が出資した元手である「資本金」、資本に関わる剰余金である「資本剰余金」、会社が稼いで積み上げた利益のプールである「利益剰余金」、そして自社で買い戻した株式を表す「自己株式」(これはマイナス項目)が含まれます。さらに株主資本以外に、その他有価証券の評価差額などを集めた「その他の包括利益累計額」などが純資産の部を構成します。これに対して「社債」は、会社が資金を調達するために投資家に発行する有価証券で、要するに会社の借金です。満期が来れば額面を償還し、それまで利息を払う義務があるので、返済義務のある負債に分類されます。だから純資産の部ではなく、負債の部(固定負債)に計上されます。間違えやすいのは、社債も株式も「資金調達の手段」という点では似ていることです。しかし株式は返済不要の自己資本(純資産)を増やすのに対し、社債は返済義務のある他人資本(負債)を増やすという決定的な違いがあります。お金を集める方法でも、返さなくてよいか・返さなければならないかで、資本と負債にきっぱり分かれる、と理解しておきましょう。

中小企業診断士トップ

一問一答・予想問題・まとめノート

財務・会計の関連問題

この調子で演習を続けよう

スキマ資格では中小企業診断士の全7097問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。中小企業診断士は7科目すべてで6割を取る戦略が王道です。