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経営法務難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|経営法務 第397問

問題

会社が自らの株式を取得することを何というか?

選択肢

  1. 1自己株式の取得(自社株買い)
  2. 2新株発行
  3. 3株式分割
  4. 4株式併合

正解

1. 自己株式の取得(自社株買い)

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解説

自己株式の取得(いわゆる自社株買い)とは、会社が自分自身の発行した株式を買い戻すことです。狙いはさまざまで、1株あたりの利益を高めて株価を支える、余剰資金を株主に還元する、敵対的買収への備え、ストックオプションの原資にする、などがあります。重要なのは、無制限にできるわけではなく、原則として『分配可能額(剰余金として株主に分配できる範囲)』の範囲内でしか取得できないという財源規制です。会社が自分の株を買い戻すのは、実質的に株主へ会社財産を払い戻すのと同じため、配当と同じく会社債権者を害さないよう財源に歯止めがかけられているのです。 取得した自己株式の扱いも押さえましょう。会社は取得した自己株式を、消却する(消してなくす)、必要なときに処分する(再び売り出す・ストックオプションに充てる等)、あるいはそのまま保有し続ける(金庫株として持つ)、のいずれもできます。なお保有している自己株式には議決権がなく、配当も受けられません。他の選択肢との違いを整理すると、新株発行は逆に新しい株を発行して資金を集める行為、株式分割は1株を複数に分けて持株数を増やす手続、株式併合は複数株を1株にまとめる手続で、いずれも会社が自社株を『買い戻す』自己株式の取得とは別物です。『会社が自社株を買い戻す=自己株式の取得、分配可能額の範囲内』と押さえましょう。

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