問題
2024年4月1日から施行された相続登記の申請義務化に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
選択肢
- 1相続により不動産を取得した者は、相続開始の日から5年以内に登記を申請しなければならない
- 2申請義務に違反しても、行政上の制裁は一切課されない
- 3相続により所有権を取得した者は、その取得を知った日から3年以内に所有権の移転の登記を申請しなければならない
- 4施行日より前に開始した相続については、申請義務の対象とならない
正解
3. 相続により所有権を取得した者は、その取得を知った日から3年以内に所有権の移転の登記を申請しなければならない
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解説
正解は、所有権を取得したことを知った日から3年以内に所有権移転の登記を申請しなければならないとする記述である。不動産登記法76条の2第1項により、相続によって不動産の所有権を取得した者は、自己のために相続の開始があったことを知り、かつ所有権を取得したことを知った日から3年以内に所有権移転の登記を申請しなければならない。遺産分割が成立した場合は、その分割の日から3年以内に登記を申請する義務がある(同条2項)。正当な理由がないのに申請を怠ったときは10万円以下の過料に処される(同法164条1項)。相続人が極めて多数で戸籍調査に時間を要する場合などは正当な理由と認められうる。この義務は2024年4月1日より前に開始した相続にも適用され、その場合は施行日または要件を知った日のいずれか遅い日から3年以内に申請する必要がある。単独で申請できる相続人申告登記の制度も設けられている。
一問一答
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