問題
時効に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、誤っているものはどれか。
選択肢
- 1所有権の取得時効の期間は、占有開始時に善意無過失であれば10年、それ以外は20年である
- 2債権の消滅時効は、権利を行使することができることを知った時から5年間で完成する
- 3時効の完成猶予事由として、裁判上の請求がある
- 4時効の利益は、時効完成後であっても放棄することができない
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正解
4. 時効の利益は、時効完成後であっても放棄することができない
解説
時効の利益は、時効完成前にあらかじめ放棄することはできませんが(民法146条)、時効完成後に放棄することは可能です。取得時効は善意無過失で10年、それ以外で20年です。消滅時効は権利行使できることを知った時から5年です。裁判上の請求は時効の完成猶予事由です。