問題
不法行為に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、誤っているものはどれか。
選択肢
- 1不法行為による損害賠償の請求権は、被害者が損害及び加害者を知った時から3年間で時効消滅する
- 2使用者責任が成立した場合、使用者は被用者に対して求償権を有する
- 3土地の工作物の設置又は保存に瑕疵がある場合、占有者が損害防止に必要な注意をしたときは、所有者が損害賠償責任を負う
- 4共同不法行為者の責任は、各自の過失割合に応じた分割債務である
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正解
4. 共同不法行為者の責任は、各自の過失割合に応じた分割債務である
解説
共同不法行為者は、連帯して損害賠償の責任を負います(民法719条1項)。各自が全額について責任を負う不真正連帯債務であり、分割債務ではありません。不法行為の消滅時効3年(民法724条)、使用者の求償権(民法715条3項)、工作物責任における占有者・所有者の責任関係(民法717条)はいずれも正しい記述です。