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簿記論難易度:

税理士 一問一答簿記論 第159問

問題

外貨建満期保有目的債券(額面1,000ドル、取得価額950ドル)について定額法による償却原価法を適用しており、当期の外貨による償却額は10ドルである。取得時の為替相場は1ドル128円、期中平均相場は1ドル132円、決算時の相場は1ドル135円である。当期の償却額の円換算に用いる為替相場として正しいものはどれか。

選択肢

  1. 1取得時の為替相場(1ドル128円)
  2. 2期中平均相場(1ドル132円)
  3. 3決算時の為替相場(1ドル135円)
  4. 4償却額は外貨のまま帳簿価額に加算し円換算は行わない

正解

2. 期中平均相場(1ドル132円)

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解説

外貨建満期保有目的債券に償却原価法を適用する場合、外貨による償却額は期中平均相場により円換算して有価証券利息に計上する。本問では10ドル×132円=1,320円が利息計上額となるから「期中平均相場(1ドル132円)」が正しい。償却は期間を通じて生じるものと考えられるため、期中平均相場がもっとも合理的とされる。なお、期末の貸借対照表価額は償却後の外貨建償却原価960ドルを決算時の相場で換算した129,600円となり、換算により生じる差額は為替差損益として処理する。「取得時の為替相場(1ドル128円)」は取得原価の換算に用いたレートであり、当期の償却額の換算には用いない。「決算時の為替相場(1ドル135円)」は期末残高の換算に用いるレートであって、期中に発生する利息の換算レートではない。「償却額は外貨のまま帳簿価額に加算し円換算は行わない」は誤りで、円建ての帳簿に外貨額のまま計上することはできない。(完全オリジナル問題)

一問一答

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