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簿記論難易度: 標準

税理士 一問一答簿記論 第126問

問題

新株式の募集に際し、申込証拠金8,000千円を受け取り別段預金として処理していた。払込期日が到来し、申込証拠金の全額を資本金に振り替えるとともに、別段預金を当座預金に預け替えた。払込期日に行う仕訳として最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1(借)当座預金8,000(貸)資本金8,000 の1組のみ
  2. 2(借)新株式申込証拠金8,000(貸)資本金8,000 および(借)当座預金8,000(貸)別段預金8,000
  3. 3(借)別段預金8,000(貸)新株式申込証拠金8,000
  4. 4(借)新株式申込証拠金8,000(貸)別段預金8,000

正解

2. (借)新株式申込証拠金8,000(貸)資本金8,000 および(借)当座預金8,000(貸)別段預金8,000

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解説

「(借)新株式申込証拠金8,000(貸)資本金8,000 および(借)当座預金8,000(貸)別段預金8,000」が正しい。申込期日までに受け入れた証拠金は、純資産の部の新株式申込証拠金と資産の別段預金で処理されているため、払込期日には①申込証拠金を資本金へ振り替える仕訳と、②別段預金を当座預金など通常の預金へ振り替える仕訳の2組が必要である(会社法445条により払込金額の2分の1を超えない額を資本準備金とすることもできるが、本問は全額を資本金としている)。「(借)当座預金8,000(貸)資本金8,000 の1組のみ」は誤りで、この仕訳では申込時に計上した新株式申込証拠金と別段預金が帳簿に残ったままとなり、貸借対照表の表示が誤ってしまう。「(借)別段預金8,000(貸)新株式申込証拠金8,000」は申込証拠金の受入時に行うべき仕訳であって、払込期日の処理ではない。「(借)新株式申込証拠金8,000(貸)別段預金8,000」は純資産の科目と資産の科目を直接相殺する誤った仕訳であり、これでは増資による資本金の増加も預金の預け替えも表現されない。

一問一答

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