問題
所有権移転外ファイナンス・リース取引(リース料総額150,000円、リース期間5年、リース料総額の割引現在価値132,000円)について、リース取引に重要性が乏しいと認められるため利子込み法を採用する場合の処理として正しいものはどれか。
選択肢
- 1リース料総額150,000円でリース資産及びリース債務を計上し、利息相当額の区分は行わない
- 2リース料総額150,000円で計上したうえで、利息法により支払利息も計上する
- 3割引現在価値132,000円で計上し、利息相当額は定額法により各期に配分する
- 4資産計上は行わず、リース料支払時に全額を支払リース料として費用処理する
正解
1. リース料総額150,000円でリース資産及びリース債務を計上し、利息相当額の区分は行わない
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解説
利子込み法は、リース取引に重要性が乏しい場合に認められる簡便的な処理であり、「リース料総額150,000円でリース資産及びリース債務を計上し、利息相当額の区分は行わない」が正しい。利息相当額18,000円(150,000円-132,000円)を区分しないため支払利息は計上されず、リース料支払時はその全額をリース債務の返済として処理し、リース資産は減価償却を通じて費用化される。「リース料総額150,000円で計上したうえで、利息法により支払利息も計上する」は、リース資産に利息相当額を含めながら別途利息も費用化することになり、利息の二重計上という矛盾が生じる。「割引現在価値132,000円で計上し、利息相当額は定額法により各期に配分する」は利子抜き法における利息配分の簡便法(定額配分)の説明であり、利子込み法ではない。「資産計上は行わず、リース料支払時に全額を支払リース料として費用処理する」はオペレーティング・リース取引の賃貸借処理であり、ファイナンス・リース取引に該当する本問では原則として認められない。各方法の適用場面を整理して覚えることが重要である。
一問一答
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