税理士に戻る
法人税法難易度: 標準

税理士 一問一答法人税法 第67問

問題

丁社の当期における機械装置の償却状況は次のとおりである。前期から繰り越された償却超過額300,000円、当期に損金経理した償却費1,000,000円、当期の償却限度額1,200,000円。当期の申告調整で減算(認容)できる金額はいくらか。

選択肢

  1. 1200,000円
  2. 2300,000円
  3. 30円
  4. 41,200,000円

正解

1. 200,000円

詳しい解説を見る

解説

繰越償却超過額がある場合、法人税法31条4項により、その超過額は当期に償却費として損金経理した金額に含まれるものとみなされる。したがって税務上の償却費は、損金経理額1,000,000円+繰越償却超過額300,000円=1,300,000円とみなされ、このうち償却限度額1,200,000円に達するまでの金額が損金算入される。会計上の損金経理額1,000,000円は既に費用計上済みであるから、申告調整で追加的に減算できるのは1,200,000円-1,000,000円=200,000円、すなわち当期の償却不足額の範囲内の金額である。繰越償却超過額300,000円のうち200,000円が認容され、残額100,000円は翌期以後に繰り越される。300,000円全額を一度に認容することはできず、あくまで各期の償却不足額が認容の上限となる。この仕組みにより、償却超過額は時間の経過とともに税務上解消されていくことになる。仮に当期も償却超過であれば認容額は0円である。(法人税法31条4項)

一問一答

5科目1,000問を科目別に学習

法人税法の関連問題

この調子で演習を続けよう

スキマ資格では税理士の全1000問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。税理士試験は簿記論・財務諸表論の会計2科目と、法人税法・消費税法・相続税法などの税法科目から5科目を積み上げる科目合格制の国家試験です。簿記論・財務諸表論は受験資格不要で誰でも挑戦できます。