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法人税法難易度: 標準

税理士 一問一答法人税法 第142問

問題

工場建物(被災直前の帳簿価額18,000,000円)が火災により全焼し、保険金50,000,000円を受け取った。焼跡の整理費用などの滅失経費は2,000,000円である。保険差益の額はいくらか。

選択肢

  1. 130,000,000円
  2. 232,000,000円
  3. 348,000,000円
  4. 412,000,000円

正解

1. 30,000,000円

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解説

保険差益の額は、受け取った保険金等の額からまず滅失経費(焼跡の整理費用、取壊費用など滅失に直接関連して支出した経費)を控除し、その残額からさらに滅失した固定資産の被災直前の帳簿価額(被害部分に相当する金額)を控除して計算する。本問では50,000,000円−2,000,000円−18,000,000円=30,000,000円が保険差益の額となる。滅失経費を控除せずに50,000,000円−18,000,000円=32,000,000円とする誤りや、帳簿価額を控除せず滅失経費のみを差し引いて48,000,000円とする誤りが典型的である。12,000,000円は計算の構造自体を取り違えたものである。なお、滅失経費には消防に要した費用等は含まれるが、類焼者に対する賠償金や被災者への見舞金はこれに含まれない点も細かい論点として問われることがある。ここで計算した保険差益は、代替資産を取得した場合の圧縮限度額の計算(保険差益×代替資産の取得に充てた保険金/滅失経費控除後の保険金)の基礎となるため、法人税法47条の圧縮記帳ではまず保険差益を正確に算定することが出発点となる。

一問一答

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