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相続税法難易度: 標準

税理士 一問一答相続税法 第44問

問題

被相続人Aの法定相続人は子B・Cの2人である。Aの死亡により、Bが死亡保険金1,200万円、Cが死亡保険金800万円を受け取った(保険料は全額Aが負担し、B・Cはいずれも相続により財産を取得した相続人である)。Bの保険金のうち非課税となる金額として正しいものはどれか。

選択肢

  1. 1600万円
  2. 2500万円
  3. 31,000万円
  4. 41,200万円

正解

1. 600万円

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解説

生命保険金の非課税限度額は500万円×法定相続人の数であり、本問では500万円×2人=1,000万円である(相続税法12条1項5号)。相続人が受け取った保険金の合計額は1,200万円+800万円=2,000万円で限度額を超えるため、非課税金額は各相続人が受け取った保険金の額の割合に応じて按分される。Bの非課税金額は1,000万円×1,200万円÷2,000万円=600万円となり、Bの保険金のうち課税価格に算入されるのは1,200万円-600万円=600万円である。500万円という数値は限度額を受取人2人で頭割りしたものだが、按分は頭数ではなく受取保険金の額の比によるため誤りである。1,000万円は非課税限度額の総額であり、B1人に全部を適用できるわけではない。受け取った1,200万円の全額が非課税となるのは、相続人全員の受取合計が限度額以下に収まる場合に限られ、本問では満たさない。限度額を超える場合に受取額比例で配分するという計算手順は、退職手当金等の非課税(12条1項6号)でも全く同様に用いられるため、計算例とセットで身につけておくと安定して得点できる。

一問一答

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