問題
課税遺産総額は1億円であり、法定相続人は妻と長男の2人である。相続税の総額はいくらか。なお、税率は3,000万円超5,000万円以下20%(控除額200万円)とする。
選択肢
- 11,200万円
- 21,400万円
- 31,800万円
- 41,600万円
正解
4. 1,600万円
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解説
法定相続人は妻と長男の2人であり、法定相続分は各2分の1である(民法900条)。課税遺産総額1億円を仮に按分すると各人の取得金額は5,000万円となり、3,000万円超5,000万円以下の区分の税率20%(控除額200万円)が適用される。各人の税額は5,000万円×20%-200万円=800万円となり、相続税の総額は800万円×2人=1,600万円である(相続税法16条)。1,200万円は仮按分をせずに課税遺産総額へ直接高い税率区分を適用しようとした誤りなどによる金額である。法定相続分課税方式では必ず按分後の各取得金額に税率を適用するため、按分を省略すると誤った税率区分が適用されてしまう。1,400万円や1,800万円は控除額の適用誤りや税率区分の選択誤りにより生じる金額である。取得金額5,000万円ちょうどは5,000万円以下の区分に含まれて20%が適用される点、すなわち速算表の区分の境界値の帰属にも注意が必要である。按分してから各人ごとに累進税率を適用するという順序が、この計算方式の核心である。
一問一答
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