問題
被相続人甲の課税価格の合計額は1億2,000万円であり、法定相続人は妻と子2人である。相続税の総額はいくらか。なお、税率は1,000万円超3,000万円以下15%(控除額50万円)、3,000万円超5,000万円以下20%(控除額200万円)とする。
選択肢
- 1960万円
- 21,040万円
- 3880万円
- 4720万円
正解
1. 960万円
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解説
まず遺産に係る基礎控除額(相続税法15条)を計算すると、法定相続人は妻と子2人の3人であるから3,000万円+600万円×3人=4,800万円となり、課税遺産総額は1億2,000万円-4,800万円=7,200万円である。次に法定相続分で仮に按分すると、妻は7,200万円×1/2=3,600万円、子は各7,200万円×1/4=1,800万円となる。妻の税額は3,600万円×20%-200万円=520万円(3,000万円超5,000万円以下の区分)、子の税額は各1,800万円×15%-50万円=220万円(1,000万円超3,000万円以下の区分)であり、相続税の総額は520万円+220万円×2人=960万円となる(相続税法16条)。1,040万円や880万円は速算表の控除額の適用誤りにより生じる金額であり、720万円は基礎控除額や按分割合を誤った場合に生じる金額である。本問は基礎控除から総額まで通しで計算させる問題であり、基礎控除、課税遺産総額、仮按分、速算表適用、合算という一連の手順を、妻と子で異なる税率区分を正しく使い分けながら遂行できるかが問われている。
一問一答
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