問題
討議資料「財務会計の概念フレームワーク」が示す財務報告の目的として、最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1債権者を保護するため、企業の分配可能額を算定し開示すること
- 2投資家の意思決定に資するため、企業の投資のポジションとその成果を測定して開示すること
- 3課税の公平を図るため、適正な課税所得の計算に必要な情報を提供すること
- 4経営者の経営能力を格付けし、株式市場における企業の序列を公表すること
正解
2. 投資家の意思決定に資するため、企業の投資のポジションとその成果を測定して開示すること
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解説
討議資料「財務会計の概念フレームワーク」は、財務報告の目的を、投資家の意思決定に資するディスクロージャー制度の一環として、投資のポジションとその成果を測定して開示することにあるとする。投資家は開示された情報を利用して企業の将来キャッシュフローを予測し企業価値を評価するから、「投資家の意思決定に資するため、企業の投資のポジションとその成果を測定して開示すること」という記述が正しい。「債権者を保護するため、企業の分配可能額を算定し開示すること」は会社法の配当規制が担う役割であり、概念フレームワークが財務報告の直接の目的とするものではない。「課税の公平を図るため、適正な課税所得の計算に必要な情報を提供すること」は法人税法における課税所得計算の目的であって、財務報告の目的とは区別される。「経営者の経営能力を格付けし、株式市場における企業の序列を公表すること」は概念フレームワークに掲げられておらず、開示情報を利用した投資家による評価の結果と、財務報告の目的自体とを混同した記述である。
一問一答
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