税理士に戻る
財務諸表論難易度:

税理士 一問一答財務諸表論 第67問

問題

減価償却の最も重要な目的に関する記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1固定資産を毎期の時価で再評価し、貸借対照表に現在の資産価値を表示すること
  2. 2固定資産の取替えに必要な資金を強制的に社外へ積み立てること
  3. 3固定資産の物理的な劣化の程度を測定し、修繕の実施時期を決定すること
  4. 4取得原価を耐用年数にわたる各事業年度に配分することにより、適正な期間損益計算を行うこと

正解

4. 取得原価を耐用年数にわたる各事業年度に配分することにより、適正な期間損益計算を行うこと

詳しい解説を見る

解説

減価償却の最も重要な目的は、「取得原価を耐用年数にわたる各事業年度に配分することにより、適正な期間損益計算を行うこと」にある。減価償却は費用配分の原則に基づき、固定資産の取得原価をその利用期間の収益に対応させて費用化する手続であり、毎期の損益計算を正確ならしめることを本質とする。「毎期の時価で再評価し、貸借対照表に現在の資産価値を表示すること」は時価評価の考え方であり、減価償却は資産の評価手続ではなく原価の配分手続であるから誤りである。「取替えに必要な資金を強制的に社外へ積み立てること」も誤りで、減価償却に伴う資金の留保(自己金融効果)は企業内部に生じる副次的な財務的効果であって、社外への資金の積立てを行う制度ではない。「物理的な劣化の程度を測定し、修繕の実施時期を決定すること」は設備管理上の関心事にすぎず、減価償却は減価の実測ではなく、あらかじめ定めた償却計画に従って規則的に行われる配分計算である点で誤りである。

一問一答

5科目1,000問を科目別に学習

財務諸表論の関連問題

この調子で演習を続けよう

スキマ資格では税理士の全1000問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。税理士試験は簿記論・財務諸表論の会計2科目と、法人税法・消費税法・相続税法などの税法科目から5科目を積み上げる科目合格制の国家試験です。簿記論・財務諸表論は受験資格不要で誰でも挑戦できます。