税理士に戻る
財務諸表論難易度: 標準

税理士 一問一答財務諸表論 第6問

問題

討議資料「財務会計の概念フレームワーク」における包括利益の定義として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1特定期間中に実現した収益から発生した費用を差し引いて得られる差額
  2. 2特定期間における純資産の変動額のすべて(株主との直接的な取引による部分を含む)
  3. 3特定期間中にリスクから解放された投資の成果のうち、報告主体の所有者に帰属する部分
  4. 4特定期間における純資産の変動額のうち、報告主体の所有者である株主、子会社の少数株主、および将来それらになり得るオプションの所有者との直接的な取引によらない部分

正解

4. 特定期間における純資産の変動額のうち、報告主体の所有者である株主、子会社の少数株主、および将来それらになり得るオプションの所有者との直接的な取引によらない部分

詳しい解説を見る

解説

概念フレームワークは包括利益を「特定期間における純資産の変動額のうち、報告主体の所有者である株主、子会社の少数株主、および将来それらになり得るオプションの所有者との直接的な取引によらない部分」と定義しており、この内容が正しい。増資や配当のような資本取引による変動を除いた、純資産の変動全体を捉える利益概念である。「特定期間における純資産の変動額のすべて(株主との直接的な取引による部分を含む)」は、増資・自己株式の取得・配当といった株主等との直接的な取引による変動まで利益に含めてしまう点で誤りである。「特定期間中にリスクから解放された投資の成果のうち、報告主体の所有者に帰属する部分」は純利益の定義に相当する内容であり、リスクから解放されていない評価差額等(その他の包括利益)まで含む包括利益の説明としては誤りである。「特定期間中に実現した収益から発生した費用を差し引いて得られる差額」は伝統的な収益費用アプローチによる期間損益の説明であり、純資産の変動から定義される包括利益の定義そのものではない。

一問一答

5科目1,000問を科目別に学習

財務諸表論の関連問題

この調子で演習を続けよう

スキマ資格では税理士の全1000問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。税理士試験は簿記論・財務諸表論の会計2科目と、法人税法・消費税法・相続税法などの税法科目から5科目を積み上げる科目合格制の国家試験です。簿記論・財務諸表論は受験資格不要で誰でも挑戦できます。