問題
取替法に関する記述として、最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1取替法は減価償却方法の一つであり、定率法よりも早期に多額の費用を計上する点に特徴がある
- 2軌条や信号機のように同種の物品が多数集まって全体を構成する取替資産について、部分的取替に要する支出を収益的支出として処理する方法である
- 3取替法を採用した取替資産についても、併せて正規の減価償却を行わなければならない
- 4取替法は、固定資産の取得原価を利用度に比例して配分する方法であり、生産高比例法の別名である
正解
2. 軌条や信号機のように同種の物品が多数集まって全体を構成する取替資産について、部分的取替に要する支出を収益的支出として処理する方法である
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解説
取替法とは、「軌条や信号機のように同種の物品が多数集まって全体を構成する取替資産について、部分的取替に要する支出を収益的支出として処理する方法」である。取替資産は老朽部分の部分的な取替えを繰り返すことによって全体としての機能が半永久的に維持されるという特殊性をもつため、取得原価の期間配分に代えて、取替えに要した支出をそのまま費用処理することが認められており、減価償却の代用的方法と位置付けられる。「減価償却方法の一つであり、定率法よりも早期に多額の費用を計上する」との記述は誤りで、取替法は原価配分の手続としての減価償却そのものではなく、費用計上パターンを定率法と比較する性質のものでもない。「併せて正規の減価償却を行わなければならない」も誤りで、取替法は減価償却に代えて適用される方法であり、同一資産への併用は予定されていない。「利用度に比例して配分する方法であり、生産高比例法の別名」も誤りで、生産高比例法は取得原価を利用度に応じて配分する減価償却方法の一つであり、支出を費用処理する取替法とは全く異なる。
一問一答
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