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財務諸表論難易度:

税理士 一問一答財務諸表論 第11問

問題

討議資料「財務会計の概念フレームワーク」における収益の定義に関する記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1収益とは、経済活動の成果として企業に流入した現金収入の総額をいう
  2. 2収益とは、財貨または役務を第三者に提供し、対価として貨幣性資産を受領したときに認識される経済価値をいう
  3. 3収益とは、純利益または少数株主損益を増加させる項目であり、特定期間の期末までに生じた資産の増加や負債の減少に見合う額のうち、投資のリスクから解放された部分である
  4. 4収益とは、特定期間における純資産の増加額のすべてであり、株主からの出資の受入れも含まれる

正解

3. 収益とは、純利益または少数株主損益を増加させる項目であり、特定期間の期末までに生じた資産の増加や負債の減少に見合う額のうち、投資のリスクから解放された部分である

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解説

概念フレームワークは収益を「純利益または少数株主損益を増加させる項目であり、特定期間の期末までに生じた資産の増加や負債の減少に見合う額のうち、投資のリスクから解放された部分」と定義する。資産・負債の変動と関連づけて定義しつつ、投資のリスクからの解放によって範囲を限定する点に特徴があり、この内容の記述が正しい。「経済活動の成果として企業に流入した現金収入の総額」は現金主義的な説明であり、掛売上のように現金収入を伴わない収益や、借入れによる現金流入のように収益に該当しない収入を説明できず誤りである。「財貨または役務を第三者に提供し、対価として貨幣性資産を受領したときに認識される経済価値」は伝統的な実現主義の二要件を述べたものであり、概念フレームワークはこれを投資のリスクからの解放の典型例として位置づけ直しているのであって、定義そのものではない。「純資産の増加額のすべてであり、株主からの出資の受入れも含まれる」は誤りで、株主等との直接的な取引による純資産の増加は収益から除かれる。

一問一答

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