問題
企業会計原則の一般原則相互の関係に関する記述として、最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1七つの一般原則はすべて同格・並列の関係にあり、相互に上下関係はない
- 2保守主義の原則は真実性の原則の上位に立つため、健全性のためであれば真実な報告を犠牲にしてもよい
- 3真実性の原則は他の一般原則の上位に立つ包括的な規範であり、他の諸原則が遵守されることによって真実な報告が達成されるという関係にある
- 4継続性の原則と保守主義の原則は相互に矛盾するため、いずれか一方のみを選択して適用しなければならない
正解
3. 真実性の原則は他の一般原則の上位に立つ包括的な規範であり、他の諸原則が遵守されることによって真実な報告が達成されるという関係にある
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解説
企業会計原則の一般原則のうち真実性の原則は、企業会計の最高規範として他の諸原則の上位に位置づけられ、正規の簿記の原則、資本取引と損益取引の区別の原則、明瞭性の原則、継続性の原則、保守主義の原則、単一性の原則が遵守されることを通じて、財政状態および経営成績に関する真実な報告が達成されるという関係にある。したがって「真実性の原則は他の一般原則の上位に立つ包括的な規範であり、他の諸原則が遵守されることによって真実な報告が達成される」という記述が正しい。「すべて同格・並列の関係にあり、相互に上下関係はない」は、この階層構造を無視するものであり誤りである。「保守主義の原則は真実性の原則の上位に立つ」は上下関係が逆であり、企業会計原則注解も過度に保守的な会計処理は真実な報告をゆがめるものとして認めておらず、保守主義は真実性の枠内でのみ機能する。「継続性の原則と保守主義の原則は相互に矛盾するため、いずれか一方のみを選択して適用しなければならない」も誤りで、両原則は適用場面を異にして併存し得るものであり、択一的な適用を求める関係にはない。
一問一答
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