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財務諸表論難易度:

税理士 一問一答財務諸表論 第68問

問題

正規の減価償却に関する記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1毎期の業績に応じて償却額を増減させ、利益を平準化するように行う減価償却をいう
  2. 2税法の定める償却限度額の範囲内で、任意の金額を計上する減価償却をいう
  3. 3一定の減価償却方法に基づき、計画的・規則的に実施する減価償却をいう
  4. 4資産の時価が帳簿価額を下回った場合に、その差額を一時に償却することをいう

正解

3. 一定の減価償却方法に基づき、計画的・規則的に実施する減価償却をいう

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解説

正規の減価償却とは、「一定の減価償却方法に基づき、計画的・規則的に実施する減価償却」をいう。取得原価・耐用年数・残存価額という計算要素に基づき、定額法や定率法などあらかじめ選択した方法を毎期継続して適用することにより、恣意性を排除した費用配分と適正な期間損益計算が担保される。「毎期の業績に応じて償却額を増減させ、利益を平準化するように行う」との記述は、いわゆる利益操作にほかならず、計画性・規則性の要請に真っ向から反するため誤りである。「税法の定める償却限度額の範囲内で、任意の金額を計上する」も誤りで、税法基準が実務に影響を及ぼすとしても、企業会計上は資産の使用実態に応じた計画的・規則的な償却が求められ、金額を任意に決める処理は正規の減価償却とはいえない。「時価が帳簿価額を下回った場合に、その差額を一時に償却する」のは減損処理等の臨時的な評価減の説明であり、原価配分の手続である減価償却とは性格を異にするため誤りである。

一問一答

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