税理士に戻る
財務諸表論難易度:

税理士 一問一答財務諸表論 第95問

問題

繰延資産の意義に関する記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1すでに代価の支払が完了しまたは支払義務が確定し、これに対応する役務の提供を受けたにもかかわらず、その効果が将来にわたって発現すると期待される費用をいう
  2. 2役務の提供をいまだ受けていないにもかかわらず、その代価を前払いした場合の支出額をいう
  3. 3将来の特定の費用または損失に備えて、あらかじめ当期の負担額を費用計上した場合の貸方項目をいう
  4. 4決算日の翌日から起算して1年以内に現金化されると見込まれる資産をいう

正解

1. すでに代価の支払が完了しまたは支払義務が確定し、これに対応する役務の提供を受けたにもかかわらず、その効果が将来にわたって発現すると期待される費用をいう

詳しい解説を見る

解説

繰延資産とは、「すでに代価の支払が完了しまたは支払義務が確定し、これに対応する役務の提供を受けたにもかかわらず、その効果が将来にわたって発現すると期待される費用」をいう(企業会計原則注解15、実務対応報告第19号「繰延資産の会計処理に関する当面の取扱い」)。すでに費用としての性格を備えた支出でありながら、その効果が将来の期間に及ぶため経過的に資産として計上されるものであり、換金価値をもたない費用性資産である点に特徴がある。「役務の提供をいまだ受けていないにもかかわらず、その代価を前払いした場合の支出額」は前払費用の説明であり、役務の提供を受けたか否かという点で繰延資産と本質的に異なる。「将来の特定の費用または損失に備えて、あらかじめ当期の負担額を費用計上した場合の貸方項目」は引当金の説明であり、負債の部に属する項目であって資産たる繰延資産とは正反対の性格をもつ。「1年以内に現金化されると見込まれる資産」は流動資産の説明であり、換金可能性をもたない繰延資産の意義とは無関係である。

一問一答

5科目1,000問を科目別に学習

財務諸表論の関連問題

この調子で演習を続けよう

スキマ資格では税理士の全1000問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。税理士試験は簿記論・財務諸表論の会計2科目と、法人税法・消費税法・相続税法などの税法科目から5科目を積み上げる科目合格制の国家試験です。簿記論・財務諸表論は受験資格不要で誰でも挑戦できます。