問題
負債性引当金の内訳に関する記述として、最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1退職給付引当金と修繕引当金は、いずれも法律上の債務としての性格を有する引当金である
- 2製品保証引当金は債務でない引当金であり、修繕引当金は条件付債務としての性格を有する引当金である
- 3負債性引当金には、退職給付引当金や製品保証引当金のような債務たる引当金(条件付債務)と、修繕引当金や特別修繕引当金のような債務でない引当金とがある
- 4債務でない引当金は会計上の負債に該当しないため、負債の部への計上が禁止される
正解
3. 負債性引当金には、退職給付引当金や製品保証引当金のような債務たる引当金(条件付債務)と、修繕引当金や特別修繕引当金のような債務でない引当金とがある
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
負債性引当金は、債務性の有無によりさらに区分される。退職給付引当金・製品保証引当金・売上割戻引当金などは、従業員の退職や製品の故障といった条件の成就により支払義務が確定する条件付債務であり、債務たる引当金と呼ばれる。他方、修繕引当金・特別修繕引当金は、自己の保有する資産に対する将来の支出予定であって特定の相手方への義務が存在しないため、債務でない引当金と呼ばれる。『退職給付引当金と修繕引当金はいずれも法律上の債務としての性格を有する』という記述は、修繕引当金に債務性がない点で誤りである。『製品保証引当金は債務でない引当金であり、修繕引当金は条件付債務としての性格を有する』という記述は、両者の性格を逆に述べており誤りである。『債務でない引当金は会計上の負債に該当しないため、負債の部への計上が禁止される』という記述は、会計上の負債概念が法的債務よりも広く、企業会計原則注解18の要件を満たす限り修繕引当金も負債の部に計上されることに反し誤りである。
一問一答
5科目1,000問を科目別に学習