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財務諸表論難易度:

税理士 一問一答財務諸表論 第132問

問題

資本剰余金と利益剰余金の区別に関する記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1資本剰余金は企業の利益獲得活動の成果であり、利益剰余金は株主からの払込みを源泉とする
  2. 2資本剰余金と利益剰余金は源泉が同じであるため、自由に振り替えることができる
  3. 3利益準備金は、資本剰余金に含まれる
  4. 4資本剰余金は株主からの払込資本のうち資本金以外の部分であり、利益剰余金は利益の留保額であって、両者は払込資本と留保利益という源泉の違いにより区別され、原則として混同してはならない

正解

4. 資本剰余金は株主からの払込資本のうち資本金以外の部分であり、利益剰余金は利益の留保額であって、両者は払込資本と留保利益という源泉の違いにより区別され、原則として混同してはならない

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解説

資本剰余金は株主からの払込資本のうち資本金とされなかった部分(資本準備金・その他資本剰余金)であり、利益剰余金は企業の利益獲得活動の成果を留保した額(利益準備金・その他利益剰余金)である。両者は払込資本と留保利益という源泉の違いにより区別され、企業会計原則は資本取引と損益取引とを明瞭に区別し、特に資本剰余金と利益剰余金とを混同してはならないとしている。『資本剰余金は利益獲得活動の成果であり、利益剰余金は株主からの払込みを源泉とする』という記述は、両者の源泉をちょうど逆に述べており誤りである。『源泉が同じであるため自由に振り替えることができる』という記述は、源泉の相違こそが区別の根拠であり、両者の混同が原則として禁じられていることに反し誤りである。『利益準備金は資本剰余金に含まれる』という記述は、利益準備金が剰余金の配当に際して会社法の定めにより積み立てられる利益剰余金の内訳項目であることに反し誤りである。この区別の維持は、配当規制や分配可能額の計算の基礎としても重要な意味を持つ。

一問一答

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