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財務諸表論難易度: 標準

税理士 一問一答財務諸表論 第142問

問題

連結貸借対照表の純資産の部に関する記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1非支配株主持分は、連結貸借対照表の負債の部に表示される
  2. 2非支配株主持分は、親会社株主に帰属する株主資本に含めて表示される
  3. 3非支配株主持分は、子会社の資本のうち親会社に帰属しない部分であり、返済義務のある負債ではなく、また親会社株主に帰属するものでもないため、純資産の部に株主資本とは区分して表示される
  4. 4連結貸借対照表の純資産の部は、株主資本のみで構成される

正解

3. 非支配株主持分は、子会社の資本のうち親会社に帰属しない部分であり、返済義務のある負債ではなく、また親会社株主に帰属するものでもないため、純資産の部に株主資本とは区分して表示される

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解説

非支配株主持分は、子会社の資本のうち親会社に帰属していない部分である。これは非支配株主に対して返済義務を負う負債ではなく、他方で連結財務諸表における株主資本は親会社の株主に帰属する部分に限られるため、非支配株主持分は連結貸借対照表の純資産の部に株主資本とは区分して表示される。かつて負債の部と資本の部の中間に独立の項目として表示されていた取扱いが、純資産の部の創設に伴い改められたものである。『負債の部に表示される』という記述は、非支配株主に対する返済義務が存在しないことに反し誤りである。『親会社株主に帰属する株主資本に含めて表示される』という記述は、連結上の株主資本が親会社株主に帰属する部分のみで構成されるという区分の趣旨に反し誤りである。『連結貸借対照表の純資産の部は株主資本のみで構成される』という記述は、純資産の部に株主資本のほか、その他の包括利益累計額、株式引受権、新株予約権および非支配株主持分が含まれることに反し誤りである。個別との区分の違いを対比して整理しておきたい。

一問一答

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