問題
キャッシュ・フロー計算書が対象とする資金の範囲として、正しいものはどれか。
選択肢
- 1手許現金のみ
- 2現金及び市場性のある株式
- 3現金及びすべての預金
- 4現金(手許現金及び要求払預金)及び現金同等物(容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない短期投資)
正解
4. 現金(手許現金及び要求払預金)及び現金同等物(容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない短期投資)
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解説
キャッシュ・フロー計算書が対象とする資金の範囲は、現金及び現金同等物である。現金とは手許現金及び要求払預金(当座預金・普通預金・通知預金)をいい、現金同等物とは、容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない短期投資をいう。具体的には、取得日から満期日又は償還日までの期間が3か月以内の定期預金、譲渡性預金、コマーシャル・ペーパー等が現金同等物に該当する。「手許現金のみ」では企業の資金管理活動の実態を捉えられず、「すべての預金」を含めると、長期の定期預金など流動性の乏しいものまで資金に含まれてしまい適当でない。また「市場性のある株式」は、容易に換金可能であっても株価変動により価値の変動リスクが僅少とはいえないため、現金同等物には該当しない。何を現金同等物に含めるかは経営者の資金管理活動により異なり得るため、資金の範囲に含めた現金及び現金同等物の内容は注記により開示することが求められる。
一問一答
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