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財務諸表論難易度: 標準

税理士 一問一答財務諸表論 第190問

問題

非支配株主持分の連結貸借対照表上の表示として、正しいものはどれか。

選択肢

  1. 1将来の支払義務として負債の部に表示する
  2. 2株主資本の内訳項目として表示する
  3. 3純資産の部において、株主資本とは区別して表示する
  4. 4子会社株式の評価勘定として資産から控除する形式で表示する

正解

3. 純資産の部において、株主資本とは区別して表示する

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解説

非支配株主持分は、子会社の資本のうち親会社に帰属しない部分であり、連結貸借対照表の純資産の部において株主資本とは区別して表示される。返済期限や支払義務が確定した債務ではないため「負債の部に表示する」ことは適当でなく、他方で連結財務諸表における株主資本は親会社株主に帰属する部分を示すものであるため「株主資本の内訳項目として表示する」ことも適当でないという整理に基づく表示区分である。「子会社株式の評価勘定として資産から控除する」という考え方は現行制度に存在しない。従来この持分は少数株主持分と呼ばれていたが、平成25年改正の企業会計基準第22号「連結財務諸表に関する会計基準」により非支配株主持分へと名称が変更された。議決権の過半数を所有していなくても実質的に支配していれば親会社となり得るため、過半数か否かではなく支配していない株主の持分という実質を表す名称に改められたものである。併せて連結損益計算書では、当期純利益を親会社株主に帰属する部分と非支配株主に帰属する部分とに区分して表示する。

一問一答

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