賃管士トップに戻る
練習問題難易度: 標準

賃貸不動産経営管理士 一問一答練習問題 第214問

問題

建物賃貸借に伴う敷金返還請求権と建物明渡請求権の関係について、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1両者は同時履行の関係にある
  2. 2建物明渡しが先履行であり、明渡し後に敷金返還請求権が発生する
  3. 3敷金返還が先履行である
  4. 4両請求権は相互に独立しており順序関係はない

正解

2. 建物明渡しが先履行であり、明渡し後に敷金返還請求権が発生する

詳しい解説を見る

解説

民法622条の2第1項1号により、敷金返還請求権は、賃貸借が終了し、かつ、賃貸物の返還(建物の明渡し)を受けたときに発生する。判例(最判昭49.9.2)も、敷金返還債務は明渡し時にそれまでの未払賃料等を控除した残額について発生するものであり、明渡しが先履行の関係に立つから、賃借人は敷金の返還を受けるまで明渡しを拒むという同時履行の抗弁(533条)を主張できないとする。明渡し前には返還請求権自体が発生していない以上、これを被担保債権とする留置権の主張もできない。したがって同時履行関係にあるとする肢、敷金返還が先履行とする肢、順序関係がないとする肢はいずれも誤りである。賃貸不動産経営管理士試験では、明渡し先履行の結論とその理由(控除額確定の必要)が最頻出である。

一問一答

全範囲を体系的に演習

練習問題の関連問題

この調子で演習を続けよう

スキマ資格では賃管士の全650問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。賃管士試験は4肢択一50問・2時間。スキマ時間で1問ずつ確実に演習し、合格基準点(32〜36問)を目指せます。