問題
有機溶剤による健康障害に関する記述として、最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1ノルマルヘキサンは多発神経炎(末梢神経障害)の原因物質である
- 2メタノールは中枢神経への作用は弱く視神経障害も起こさない
- 3トルエン・キシレンは肝障害は起こすが中枢神経抑制作用はない
- 4二硫化炭素は皮膚炎のみを起こし、神経・血管系への影響はない
- 5ベンゼンは現在も塗料溶剤として広く使用されている
正解
1. ノルマルヘキサンは多発神経炎(末梢神経障害)の原因物質である
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解説
ノルマルヘキサン(n-ヘキサン)は代謝物2,5-ヘキサンジオンが軸索障害を起こし、多発性末梢神経炎(手足のしびれ・脱力・歩行障害)の原因となる。メタノールは中枢神経抑制と代謝物ギ酸による視神経障害(失明)が特徴。トルエン・キシレンは強い中枢神経抑制作用(酩酊・眠気)と肝障害を起こす。二硫化炭素はパーキンソン症候群様の中枢神経障害と動脈硬化を促進する血管障害が特徴。ベンゼンは強い造血器毒性(再生不良性貧血・白血病)のため、有機溶剤としての使用は1972年以降原則禁止されている。
一問一答
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