問題
厚生年金保険法における時効に関する記述として正しいものはどれか。
選択肢
- 1保険料の徴収権も保険給付を受ける権利も、ともに2年で時効消滅する
- 2保険料の徴収権も保険給付を受ける権利も、ともに5年で時効消滅する
- 3保険料その他徴収金の徴収権は2年、保険給付を受ける権利は5年で時効消滅する
- 4保険給付を受ける権利は10年で時効消滅する
正解
3. 保険料その他徴収金の徴収権は2年、保険給付を受ける権利は5年で時効消滅する
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解説
厚生年金保険法92条による。保険料その他この法律の規定による徴収金を徴収し、又はその還付を受ける権利は2年を経過したとき、保険給付を受ける権利(基本権)及び保険給付の支払を受ける権利(支分権)は5年を経過したときに、時効によって消滅する。徴収サイドが短く(2年)、給付サイドが長い(5年)という非対称な構造が最大のポイントで、両方2年・両方5年とする記述や給付10年とする記述は誤りである。保険料の徴収権が2年で消滅することは、資格取得の届出漏れが後日発覚しても2年を超えて遡って保険料を徴収できないことを意味し、記録訂正の場面で実益がある。また督促は時効の更新(中断)の効力を有する。覚え方は「取る方は2年、もらう方は5年」。健康保険・労働保険とも共通する横断知識である。
一問一答
8科目の全範囲を体系的に演習