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企業経営理論難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|企業経営理論 第274問

問題

既存の枠組み(前提)自体を見直す高次の学習を何というか?

選択肢

  1. 1ダブルループ学習
  2. 2シングルループ学習
  3. 3トリプルループ学習
  4. 4組織学習

正解

1. ダブルループ学習

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解説

ダブルループ学習とは、アージリスが提唱した組織学習の考え方で、結果が出ないときに、やり方を微調整するだけでなく、『そもそもの前提や目的が正しかったのか』という根っこの部分まで見直す、高次の学習を指します。たとえば、売上が伸びないとき、単に広告費を増やす(やり方の修正)のではなく、「この商品をこの客層に売るという狙い自体が間違っていないか」と前提から問い直すのがダブルループです。一方、シングルループ学習は、決められた目標やルールはそのままに、ズレを正すための調整だけを繰り返す学習です。エアコンが設定温度に合わせて運転を調整するように、枠組みは変えず結果だけ合わせにいくイメージで、これに対しダブルループはその設定温度自体を疑う、と考えると違いが鮮明です。なお、トリプルループ学習は学び方そのものを学ぶさらに上位の概念として語られることがあり、組織学習は組織全体で知識や経験を蓄え活かしていく営み全般を指す広い言葉で、いずれも前提を問い直すダブルループ学習そのものとは区別されます。

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