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経済学・経済政策難易度:

中小企業診断士 一問一答経済学・経済政策 第384問

問題

市場の集中度を測る指標で、各企業の市場シェアの二乗を合計したものを何というか?

選択肢

  1. 1ハーフィンダール・ハーシュマン指数(HHI)
  2. 2ラーナーの独占度
  3. 3ジニ係数
  4. 4CR4

正解

1. ハーフィンダール・ハーシュマン指数(HHI)

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解説

市場にどれだけ少数の企業が集中しているか(市場集中度)を測る指標で、各企業の市場シェア(%)を二乗し、それを全企業ぶん合計したものが「ハーフィンダール・ハーシュマン指数(HHI)」です。値が大きいほど集中度が高く、競争が乏しいことを示します。 計算してみましょう。1社がシェア100%の完全独占なら100²=10000で、これがHHIの最大値です。シェア50%の企業が2社なら50²+50²=5000、シェア10%の企業が10社なら10²×10=1000。シェアを二乗するのがミソで、大きなシェアの企業ほど指数に強く効くため、『少数の巨大企業による寡占』を敏感に捉えられます。 実務でも重要で、企業のM&A(合併)審査では、合併後にHHIが一定基準を超えると競争を損なうおそれありと判断されます。比較される指標として、上位4社のシェアを単純に足した「CR4(集中度指数)」がありますが、こちらは二乗しないので大企業の突出を捉えにくい。「ラーナーの独占度」は価格と限界費用の乖離((P−MC)/P)で1社の価格支配力を測る指標、「ジニ係数」は所得や資産の“不平等度”を測る指標で、市場集中度を測るHHIとは目的が異なります。

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