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労働者災害補償保険法難易度:

社会保険労務士 一問一答労働者災害補償保険法 第831問

問題

労災保険の保険給付を受ける権利の保護に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

選択肢

  1. 1保険給付を受ける権利は、譲り渡し、担保に供し、または差し押さえることができない
  2. 2租税その他の公課は、保険給付として支給を受けた金銭を標準として課することができない
  3. 3保険給付を受ける権利は、時効によって消滅することがある
  4. 4保険給付を受ける権利は、労働者が退職したときは消滅する

正解

4. 保険給付を受ける権利は、労働者が退職したときは消滅する

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解説

労災保険法12条の5第1項は「保険給付を受ける権利は、労働者の退職によって変更されることがない」と明記しており、退職により権利が消滅するとする記述が誤りで正解となる。在職中に被災した労働者が退職しても、療養や年金などの給付は引き続き受けられる。同条2項により受給権は譲渡・担保供与・差押えが禁止され、12条の6により支給を受けた金銭を標準として租税その他の公課を課することもできないため、これらの記述はいずれも正しい。また保険給付を受ける権利には42条で消滅時効(2年または5年)が定められているため、時効消滅があり得るとする記述も正しい。覚え方は「辞めても・売れず・差し押さえられず・課税されず」。受給権保護の4点セットとして退職不変更・譲渡等禁止・公課禁止・時効をまとめて押さえるのが頻出対策である。

一問一答

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