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労働者災害補償保険法難易度: 標準

社会保険労務士 一問一答労働者災害補償保険法 第849問

問題

保険給付の請求手続における事業主の義務に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

選択肢

  1. 1事業主は、労働者に代わって保険給付の請求を行う法律上の義務を負う
  2. 2事業主が災害の発生状況等についての証明を拒んだ場合には、労働者は保険給付を請求することができない
  3. 3事業主は、保険給付を受けるべき者が事故のため自ら保険給付の請求手続を行うことが困難である場合には、その手続を行うことができるよう助力しなければならない
  4. 4事業主の証明義務は業務災害に関する請求についてのみ課され、通勤災害に関する請求には適用されない

正解

3. 事業主は、保険給付を受けるべき者が事故のため自ら保険給付の請求手続を行うことが困難である場合には、その手続を行うことができるよう助力しなければならない

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解説

労災保険法施行規則23条は、保険給付を受けるべき者が事故のため自ら保険給付の請求その他の手続を行うことが困難である場合には、事業主はその手続を行うことができるよう「助力」しなければならず、また保険給付を受けるべき者から請求書の記載事項(負傷年月日や災害の原因等)について証明を求められたときは、速やかに証明しなければならないと定める。したがって助力義務を述べた記述が正しい。課されているのは助力・証明の義務であって請求そのものを代行する義務ではないため、代わって請求する法律上の義務を負うとする記述は誤り。事業主が証明を拒んでも、労働者はその旨を申し添えて請求でき、労働基準監督署が調査のうえ支給決定するため、証明がなければ請求できないとする記述も誤り。助力・証明義務は業務災害・通勤災害を問わず及ぶため、業務災害に限るとする記述も誤りである。覚え方は「会社の役目は助力と証明・ハンコがなくても請求はできる」。

一問一答

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