問題
老齢基礎年金の受給権の消滅(失権)に関する記述として正しいものはどれか。
選択肢
- 1受給権者が海外に転居したときにも受給権は消滅する
- 2老齢基礎年金の受給権は、受給権者が死亡したときに限り消滅する
- 3受給権者に一定額以上の所得があるときは受給権が消滅する
- 4受給権者が生活保護法による保護を受け始めたときは受給権が消滅する
正解
2. 老齢基礎年金の受給権は、受給権者が死亡したときに限り消滅する
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解説
老齢基礎年金の受給権は、受給権者が死亡したときに消滅し、失権事由はこれ以外にない。老齢給付は長年の保険料拠出の対価として終身にわたり保障されるものであり、一度取得した受給権は死亡まで存続するのが原則だからである。海外転居は失権事由ではなく、老齢基礎年金は海外居住者にも支払われるため、転居により消滅するという記述は誤り。所得の多寡も老齢基礎年金の失権・支給停止の事由とされていないため、一定額以上の所得で消滅するという記述も誤り(所得による支給停止があるのは20歳前傷病による障害基礎年金である)。生活保護の受給開始も失権事由ではなく、保護費の側で年金収入が調整されるにすぎないため誤りである。障害基礎年金や遺族基礎年金に多様な失権事由があるのと対照的に、「老齢の失権は死亡ただ一つ」と覚える。
一問一答
8科目の全範囲を体系的に演習