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国民年金法難易度: 2026年度

社会保険労務士 予想問題国民年金法 第69問

問題

国民年金の年金額の改定及び調整に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

選択肢

  1. 1年金額は、毎年度、物価変動率又は名目手取り賃金変動率に応じて改定される。
  2. 2マクロ経済スライドは、年金財政の持続可能性を確保するため、現役世代の被保険者数の減少率と平均余命の伸び率を反映するスライド調整率により給付水準を調整する仕組みである。
  3. 3物価又は賃金がマイナスとなる場合には、マクロ経済スライドは原則として適用されず、調整しきれなかった分は翌年度以降に繰り越して調整される(キャリーオーバー)。
  4. 4令和6年度の年金額の改定では、新規裁定者と既裁定者で異なる改定率が適用された。
  5. 5マクロ経済スライドによる調整が行われた結果、年金の名目額が前年度の額を下回ることがある。

正解

5. マクロ経済スライドによる調整が行われた結果、年金の名目額が前年度の額を下回ることがある。

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解説

マクロ経済スライドには名目下限措置が設けられており、調整は年金の名目額が前年度の額を下回らない範囲でのみ行われる。物価・賃金の伸びが小さくスライド調整率を引き切れない場合、その未調整分は翌年度以降に繰り越される(キャリーオーバー)。したがって「マクロ経済スライドによる調整の結果、名目額が前年度を下回ることがある」とする記述が誤り(物価・賃金自体の下落により年金額が引き下げられることはあるが、それはマクロ経済スライドによる調整ではない)。物価変動率・名目手取り賃金変動率による毎年度の改定(国年法27条の4等)、スライド調整率による給付水準の調整(平成16年改正で導入)、キャリーオーバー制度(平成30年4月施行)、令和6年度に新規裁定者と既裁定者で異なる改定率が適用されたことは、いずれも正しい。

一問一答

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