問題
労働契約法上の出向の有効性を判断する観点として最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1出向命令権の濫用に当たらないか(必要性・人選・労働者の不利益等)
- 2労働者の口頭同意のみで足りる
- 3出向先からの賃金支払いがあれば常に有効
- 4出向期間が3年以内であれば常に有効
正解
1. 出向命令権の濫用に当たらないか(必要性・人選・労働者の不利益等)
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解説
労働契約法14条は、使用者が出向を命ずることができる場合でも、その必要性、対象労働者の選定に係る事情その他の事情に照らして権利濫用と認められる場合は出向命令を無効とする。よって有効性判断の観点は出向命令権の濫用の有無(業務上の必要性・人選の合理性・労働者の生活上の不利益・手続の相当性等)である。口頭同意のみで常に足りるとする規定はなく、出向先からの賃金支払の有無や期間が3年以内かどうかで一律に有効となる基準も存在しない。在籍出向は労働契約上の根拠(就業規則・労働協約等)が必要で、転籍は個別同意が必要という対比も社労士試験で頻出である。
一問一答
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