診断士に戻る
経営法務難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|経営法務 第390問

問題

1株を複数株に分ける手続を何というか?

選択肢

  1. 1株式分割
  2. 2株式併合
  3. 3株式交換
  4. 4株式移転

正解

1. 株式分割

詳しい解説を見る

解説

株式分割とは、すでに発行されている1株を、2株・3株などの複数株に分割する手続です。たとえば1株を2株に分割すれば、株主の持株数は2倍になります。注意したいのは、分割しても会社の財産そのものが増えるわけではなく、1株あたりの価値が分割比率に応じて下がるだけだという点。つまり株主の持分の経済的価値は基本的に変わりません。狙いは、1株あたりの株価を下げて買いやすくし、株式の流動性(売買のしやすさ)を高めること。値がさ株を分割して個人投資家でも手を出しやすくする、といった場面で使われます。手続も比較的簡便で、取締役会設置会社では取締役会の決議で実施できます。 紛らわしい手続と区別しましょう。株式併合は逆向きで、複数の株を1株にまとめる手続。1株あたりの価値を高める一方で端数が生じやすく、少数株主の締め出し(スクイーズアウト)にも使われ得るため、株主総会の特別決議が必要と、ハードルが高くなっています(分割より重い手続)。株式交換は、ある会社を他社の完全子会社にするために株式を入れ替える組織再編、株式移転は完全親会社を新設して既存会社をその子会社にする手続で、いずれも1株を分ける話ではありません。『1株を複数に分ける=株式分割(取締役会決議で可)、複数を1株にまとめる=株式併合(特別決議が必要)』と対比して覚えましょう。

中小企業診断士トップ

一問一答・予想問題・まとめノート

経営法務の関連問題

この調子で演習を続けよう

スキマ資格では中小企業診断士の全7097問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。中小企業診断士は7科目すべてで6割を取る戦略が王道です。