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抵当権の処分難易度: 難

宅地建物取引士 一問一答|抵当権の処分 第355問

問題

抵当権の処分に関する記述のうち、正しいものはどれか。

選択肢

  1. 1抵当権の譲渡とは、無担保債権者に対して抵当権の利益を譲ることをいう
  2. 2抵当権の放棄は、後順位抵当権者に対して行う
  3. 3順位の譲渡は、抵当権を有しない一般債権者(無担保債権者)に対して行う
  4. 4順位の放棄により、当事者間で順位が完全に入れ替わる

正解

1. 抵当権の譲渡とは、無担保債権者に対して抵当権の利益を譲ることをいう

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解説

抵当権の譲渡は、同一の債務者に対する無担保債権者に、抵当権の利益(優先弁済を受ける地位)を譲るものです(民法376条1項)。抵当権の放棄も無担保債権者の利益のために行うもので、後順位抵当権者の利益のために行うのは順位の譲渡・順位の放棄です。順位の譲渡をすると当事者間で順位が入れ替わり、順位の放棄をすると当事者間で同順位となって配当額を債権額の割合で按分する点で異なります。したがって、順位の放棄によって当事者間の順位が完全に入れ替わるわけではなく、抵当権を持たない無担保債権者に対して順位の譲渡をすることもできません。

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